コーヒーかすと食品残渣から育ったお米で「循環定食」 ボンディッシュが11月5日・6日の2日間限定で社員食堂22拠点にて提供

11月5日・6日の2日間限定、社員食堂22拠点に「循環定食」が登場
社員食堂やケータリングの企画運営を手がけるボンディッシュ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:上形秀一郎)は、特別メニュー「循環定食」を11月5日(木)・6日(金)の2日間限定で提供します。会場は、都内をはじめとする社員食堂22拠点です。定食には、東京発の循環型農業から生まれた「循環米」と、長野県の「八ヶ岳農業大学校」で育った新鮮な野菜が使われます。
この取り組みは、近年の気候変動に伴う長雨や日照不足、農家の担い手不足、都市部の食品ロスといった課題を踏まえて実施されます。日々の社員食堂での食事を通じて、持続可能な「食と農業」のあり方を身近に体感してもらうことが狙いです。2026年産の「循環米」に加え、同校の旬野菜を贅沢に使ったメニュー構成は次のとおりです。
- 主菜:八ヶ岳野菜とチキンのクリームシチュー
- 副菜:八ヶ岳のかぼちゃと牛肉のスパイス
- スープ:具だくさん八ヶ岳野菜のミネストローネ

記録的な長雨と日照不足、揺れる米づくりの現場
企画の背景には、農業を取り巻く厳しい状況があります。気象庁の発表によると、秋雨前線の長期停滞などにより、東日本太平洋側の9月降水量は平年比236%となり、1946年の統計開始以来で最多を記録しました。日照時間は平年比46%で最少です。関東を中心に平年の3〜5倍の雨量となった地域もあり、各地で稲刈りの遅れや作柄への悪影響が出ています。
加えて、JAへのアンケート調査では、米生産をめぐる課題の1位に「米価下落(32.2%)」と「生産者の高齢化・担い手不足(32.2%)」が並びました。日本の農業は、気候リスクと構造的な課題という二重苦に直面しています。こうした中、食料自給や地域農業の存続を生産者だけに任せるのではなく、都市部の企業や生活者が日常を通じて農業に関わり、持続的に支え合う新たな仕組みづくりが求められています。

オフィスの食品残渣が堆肥に、収穫したお米は再び食堂へ
ボンディッシュは2023年から、東京発の循環型農業「循環米プロジェクト」に取り組んでいます。社員食堂で発生する食品残渣やコーヒーかすを液肥・堆肥として再利用し、埼玉県寄居町の農地でお米を栽培します。収穫した「循環米」を再び社員食堂で提供することで、都市と農地をつなぐ資源循環のサイクルを実現しています。
導入オフィスからの食品残渣などの回収量が増え、堆肥化の取り組みも進んだことで、今年の循環米の収穫量は前年比約1.3倍の約16tに伸びました。2026年10月に収穫された2026年産の循環米は、11月から順次、対象の社員食堂で提供が始まります。通年で循環米を提供する拠点も、昨年の3拠点から8拠点に増え、2027年4月中旬頃まで提供を続ける予定です。

八ヶ岳農業大学校と連携、オフィスで「採れたて野菜マルシェ」も
ボンディッシュは2026年6月、長野県の「八ヶ岳農業大学校」と連携協定を結びました。将来の農業を担う学生たちの育成支援と、持続的な販路の創出が目的です。連携の一環として、都内のオフィスや社員食堂で「採れたて野菜マルシェ」を展開しています。学生たちが前日に八ヶ岳の農場で収穫した鮮度の高い野菜をオフィス内で直接販売するもので、これまでに累計9回開催されました。社員同士の会話や対話を生む場としても好評を得ています。また、同校では同じ堆肥を使った野菜栽培も計画されており、将来的な「循環野菜」の実現に向けて連携が進められています。
八ヶ岳農業大学校は、1938年に開校した農業を学ぶ教育機関です。農産(野菜)・花卉・酪農・養鶏の4部門を専攻とし、約267haの広大なキャンパスで、生産から販売まで一貫して学べる実践的な教育を行っています。
ボンディッシュは、法人向け社員食堂「BONDISH OFFICE LUNCH」のほか、ケータリングサービス「ORDERMADE CATERING」、法人向けフードデリバリー「BONDISH DELIVERY」、カフェ/コーヒー豆販売サイト「R.O.STAR」、藤子・F・不二雄ミュージアムカフェの運営なども手がけています。「BONDISH OFFICE LUNCH」の主な特徴は次のとおりです。
- 工事なしでも導入可能で、制約の多いテナントビルや会議室ほどのスペースしかないオフィスでも温かい食事を提供できる
- 初期費用の削減:大型の排気・排水設備の設置が不要なため、従来型の厨房付き社員食堂と比較し、約10分の1のコストダウン
- 西麻布の人気イタリアンレストラン出身の料理長(現ボンディッシュ総料理長)が品質を管理
- プレート、丼、カレー、麺は全て日替わりで、全160種類以上・2か月間被りなしのメニュー展開。月に1回以上の特別メニューやコラボメニューもあり
- 専属スタッフが社員との対話を促し、企業の雰囲気やニーズに合わせたイベントの企画・提案や、懇親会などのイベントケータリングにも対応
- 食品残渣やコーヒーかすを基にした堆肥で栽培する「循環米」や「循環野菜」を社員食堂で提供
出典:ボンディッシュ株式会社





