過熱水蒸気の「ごはんばこ。」が大阪産(もん)を発信 エースシステムと大阪府が事業協定を強化、第1弾は10月24日・25日のなんばのイベントに出展
特許取得の過熱水蒸気調理技術「ACE STEAM(通称:AS)」を開発・展開するエースシステム株式会社(本社:大阪府和泉市、代表取締役:佐古圭弘)は、2026年10月21日(水)、大阪府と新たな協定を結びました。これまでの事業協定の内容を強化したものです。同社は「過熱水蒸気で食革命を起こす」を掲げています。大阪府は単位面積あたりの農業産出額全国1位をめざしており、両者は担い手の経営強化支援、大阪産(もん)の商品開発、販路拡大に連携・協力して取り組みます。さらに、担い手の育成や産地振興などを通じて、大阪農業の成長産業化を図ります。
協定に基づく取組みの第1弾は、大阪府主催のイベント「OSAKA FOOD JOURNEY The Origin/大阪『食の原点』へ」への出展です。2026年10月24日(土)・25日(日)に、なんば広場・なんさん通りで開かれます。会場では、AS技術やオフィス食「ごはんばこ。」を活用した大阪産(もん)食材の魅力を紹介します。あわせて、農産物の高付加価値化や食品ロス削減についても発信します。

令和4年からの協定に「担い手や産地と連携した商品開発」と「商談会やイベントなどでの大阪産(もん)のPR」を追加
大阪府とエースシステムは令和4年3月に事業協定を結び、大阪農業の持続的な発展に向けて、農業の成長産業化や大阪産(もん)の商品開発、販路拡大などに取り組んできました。今回は単位面積あたりの農業産出額全国1位をめざすために協定の内容を充実させ、府内の担い手や産地と連携した商品開発、大阪産(もん)のPRを通じて、担い手育成や産地振興の分野でも連携します。エースシステムは、過熱水蒸気技術「AS」とオフィス向け給食サービス「ごはんばこ。」のノウハウを提供・活用し、「食の新しいインフラづくり」に貢献していくとしています。
協定での連携内容
- 大阪府内の担い手や産地と連携した商品開発【追加項目】
- 開発した商品などを含む、商談会やイベントなどでの大阪産(もん)のPR【追加項目】
- 大阪農業イノベーション推進事業への協賛
- 自社商品(パックご飯)への大阪産(もん)農産物の活用
- 同商品での大阪産(もん)ロゴマークの活用
- 売上の一部の府への寄付
「大阪農業イノベーション推進事業」は、農業者の経営強化支援や新規就農者支援などを通じて、大阪農業のさらなる成長産業化と、単位面積あたりの農業産出額全国1位の農業経営の実現をめざす事業です。また「大阪産(もん)」は、大阪府内で生産された農林水産物と、それらを使った加工品を指します。「大阪産(もん)名品」は、「天下の台所・大阪」で長く愛され続けている、お土産や贈り物にもおすすめの加工食品のことです。
締結式で語られた「儲かる農家づくり」
協定締結式は2026年10月21日(水)、大阪府咲洲庁舎50階の迎賓会議室で行われ、両者が協定書に署名し、記念撮影をしました。佐古代表取締役は、同社が過熱水蒸気調理技術を強みに、業務用の大型炊飯システムや野菜・肉の調理機器を製造・販売していること、大阪公立大学との共同研究で論文の発表や特許の取得を重ねてきたことを紹介しました。そのうえで、農家が野菜をつくるだけでなく、調理や炊飯まで手がけることで収入を増やせる「儲かる農家づくり」を目標に、農家と協業していると説明しました。規格外の野菜も活用できるため、ロスの削減にもつながるとし、今後も大阪産(もん)にこだわった商品づくりと販売拡大に全力で取り組むと述べています。
大阪府の原田環境農林水産部長は、令和4年3月の事業協定締結以来、同社が「おおさかアグリイノベーショングランプリ」や「交流型農業実践事業」などを通じて、意欲ある農業者の挑戦を支援してきたことに触れました。今回の協定では、担い手の育成支援に加えて、府内の産地と連携した商品開発や大阪産(もん)のPRなど、産地振興の分野でも連携を強化するといいます。同社のネットワークとノウハウを活かし、大阪産(もん)の付加価値向上や販路拡大による高収益化を進め、大阪農業のさらなる成長産業化につなげることに期待を示しました。

なんば広場のブースでは試食やうなぎまぶし飯の販売も
「OSAKA FOOD JOURNEY The Origin/大阪『食の原点』へ」の「ごはんばこ。」ブースでは、次の3つの企画が用意されています。
- オフィス食「ごはんばこ。」の紹介:社員食堂に代わる福利厚生サービスとして、過熱水蒸気調理の技術で仕上げたメニューを紹介
- カップおにぎりの試食:来場者に試食を提供
- 大阪産(もん)の美陵鰻(株式会社れいわ水産)を使ったうなぎまぶし飯の販売:冷蔵のカップご飯として販売
ブース情報
- 日時:2026年10月24日(土)〜10月25日(日)/10:00-17:00(両日)
- 会場:なんば広場(大阪府大阪市中央区難波5丁目1)飲食・物販エリア 大阪ストリートマーケット
- ブース:No.13「ごはんばこ。」(エースシステム株式会社)
イベントは、万博を契機とした関心の高まりを好機ととらえ、「大阪産(もん)」と「大阪産(もん)名品」を「味わえる・買える・体験できる」観光コンテンツとして発信し、来阪者の増加に伴う需要を創出することを目的としています。会場は、飲食・物販エリア「大阪ストリートマーケット (OSAKA STREET MARKET)」、体験エリア「大阪ディスカバリー・ウォーク (OSAKA DISCOVERY WALK)」、ステージエリア「OSAKA Origin ステージ (OSAKA ORIGIN STAGE)」で構成されます。府内市町村や民間事業者と連携し、「味わう」「見る」「知る」体験を提供することで、来阪観光客の「実際に生産地を訪れたい」という意欲を高めることをめざしています。

蒸気で米を炊き上げる独自技術と「ごはんばこ。」
エースシステムの中核技術は、世界で初めて、水に浸すことなく連続的に蒸気で米を炊き上げるというものです。大阪公立大学との産学連携で技術の裏付けを重ね、特許取得や機械振興賞をはじめとする受賞歴、大手企業への導入実績を積み上げてきました。規格外野菜の価値化に取り組むカマタ農園(鹿児島県指宿市)との連携など、「食の新しいインフラ」をつくる構想のもと、生産から食卓までの食の課題に技術で向き合っています。
「ごはんばこ。」は、グループ会社のエースシステムソリューションが運営する、社員食堂に代わる新しい食の福利厚生サービスです。オフィスに置いた冷蔵ショーケースに、過熱水蒸気調理で仕上げたご飯・おかず・スープ・デザートなど100種類以上のメニューを定期的に届け、従業員が手軽に購入して食べられる仕組みです。添加物・保存料に頼らずに長期保存を実現しています(一部調味料由来を除く)。社内の管理栄養士がメニューを開発し、味と栄養バランスの両立にもこだわっています。規格外野菜などを積極的に活用し、フードロス削減にも貢献しています。
出典:エースシステム株式会社





