茶葉から約45秒で本格紅茶を抽出 SDRSの紅茶専用マシン「Tea-Up」が11月下旬より量産開始
SDRS株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:森益哉)は、紅茶の提供に特化した次世代型紅茶マシン「Tea-Up(ティーアップ)」の量産を11月下旬から始めます。独自開発の抽出システムを搭載し、茶葉から45秒で抽出するマシンで、手淹れの1/4にあたる時間です。量産開始の11月下旬は、日本紅茶協会による「紅茶月」である11月の下旬にあたります。
「ヌン活」人気の一方で、現場は人手不足に直面
日本紅茶協会によると、近年はホテルやカフェなどで提供されるアフタヌーンティーを楽しむ活動「ヌン活」が広がっており、「第三次紅茶ブーム」が到来していると言われています。こうした流れを受け、ホテル・レストラン・カフェなどの「HoReCa(ホレカ)市場」では、上質なリーフティーを出せるかどうかが、店舗の体験価値や顧客満足度を左右する重要な要素になっています。
ただし、同業界では深刻な人手不足が常態化しています。そのため、「需要が高まる本格的な紅茶を提供したいが、現場のオペレーションが追いつかない」という課題が強く生じていました。
紅茶本来の豊かな香りや旨味を引き出す手淹れ抽出では、一般的に約3分間の「蒸らし」が理想とされます。一方、多忙な店舗では次の点が、本格的なリーフティーを提供するうえで大きな障壁になっていました。
- 提供までの待ち時間
- スタッフによる抽出のばらつき
- 器具やマシンの洗浄・清掃の負担
「Tea-Up」は、これらの課題を解決するために開発されました。人手不足に悩む店舗で「高品質な提供」と「オペレーションの省力化」を両立させることを目指しています。ストレートティー、アイスティー、フレーバーティー、ミルクティーなどの本格的な紅茶を、セルフ方式で提供できます。
Tea-Upの主な特長
ストレートティーは約45秒、ミルクティーは約60秒
抽出部には、新開発の「ジャンピング対応ストレートチャンバー」を採用しています。あわせて、メニューごとに茶葉を最適な状態へ調整できる自動粒度調整機構を搭載しました。さらに、高温制御に対応した湯タンクを備え、湯量・蒸らし・攪拌・静置といった抽出パラメータを精密に制御します。これにより、手淹れで約3分間かかっていた抽出工程を大幅に短縮しました。ストレートティーは約45秒、ミルクティーは約60秒で、雑味を抑えた香り高い紅茶を安定した品質で提供します。
お手入れを簡略化し、衛生管理の負担を軽減
洗浄用薬剤を投入する工程を見直し、日々のお手入れにかかる実作業時間を大幅に短縮しました。清掃作業時間は約60%削減されています。この数値は、同社の全自動ドリップ式コーヒーマシン「クリスタⅡ」と「Tea-Up」の自動洗浄作業時間を比較したものです。
ミルク回路の洗浄はワンタッチで行えます。ミルク洗浄用の薬剤をカセット化してユニット内に内蔵しており、レバー操作とタッチパネルのワンタッチ操作だけで自動薬剤洗浄が完了します。また、ミルク抽出後に塩素水で自動洗浄する機能を備えています。加えて、ミルクノズルの自動移動機構により、ストレートティーへのミルク混入や後垂れを防ぎ、衛生管理にも配慮しています。
製品概要
- 製品名:次世代型紅茶マシン『Tea-Up(ティーアップ)』
- 抽出時間:ストレートティー 約45秒 / ミルクティー 約60秒
- メニュー数:最大64メニュー表示可能、96レシピ登録可能(ホット、アイス、ミルクメニュー対応)
- 原料容器:茶葉 300g×4個 / 専用ミルクタンク 4L
- 製品寸法:本体 W300×D600×H850(mm)、ミルクユニット W250×D545×H760(mm)
- 量産開始時期:2026年11月下旬より量産開始
SDRS株式会社は、人・商品・環境をつなぐ会社として、今後もさまざまな課題の解決に積極的に取り組むとしています。便利で豊かな生活の実現に向けて、新しい技術やサービスを提供していく方針です。
出典:SDRS株式会社





